作品の感想

「こんな夜更けにバナナかよ」の感想。泣けて笑えるハッピーエンド映画

大泉洋のコミカルな作品が好きな方にはとてもオススメの映画です。
身体がどんどん動かなくなる「筋ジストロフィー」の患者さんとボランティアスタッフの話なんですが、暗かったり悲しかったりするシーンより、面白いストーリーがとても印象的な映画でした。
障害者の話ですけど、内容はそんなに難しく無いので若い人にも見ていただきたいオススメの映画です。
カップルやご夫婦など大切なパートナーと見に行くのもとてもいいと思います。

作品情報

出演: 大泉 洋, 高畑充希, 三浦春馬, 萩原聖人, 渡辺真起子
監督: 前田 哲

ストーリー&見どころ

札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病を患い、体で動かせるのは首と手だけ。介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!
最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう・・・。

アマゾンより

「こんな夜更けにバナナかよ」のネタバレなしの感想

大泉洋のコミカルな演技がとても生きていて面白い映画です。
主人公のキャラクターと大泉洋のキャラクターがとてもマッチしていて、全く違和感が無いです。
障害のある人のお話なので、しんみりする感じかと思ったんですが、笑えるシーンがとても沢山あり若い人から年配の人まで楽しく最後まで見る事が出来ると思います。
ついさっきまで笑っていたのに、ストーリーと大泉洋の演技にグッと引き込まれボロボロと泣けるような感動するシーンもあります。
高畑充希や三浦春馬などほかのキャストもとてもキャラクターに合った演技で、それがさらにこの映画に引き込まれます。
とても感動するシーンがあるのに最後はスッキリした気分で終われる映画でした。




※ここからはネタバレありの感想になります。まだ見ていない人でネタバレはちょっと困るって方は見ないようにしてください。



「こんな夜更けにバナナかよ」のネタバレありの感想

ボランティアスタッフ達とフェスに行くシーンなんですが、鹿野(大泉洋)の事が嫌いだった美咲(高畑充希)がお互いに話をする事で理解し合って、車椅子とクルクルダンスするシーンがとても好きです。
初めはめちゃくちゃな性格の鹿野が嫌いな美咲だったのに話が進むにつれて、人として美咲は鹿野の事を好きになるのがとても感じました。
鹿野のやりたい事をボランティアスタッフで精一杯サポートして、入院しなくても良いように治療法を考えたり、旅行に連れて行ってあげたり鹿野のためにみんな頑張るけど、すごい良い関係性が出来上がっているんだなというのが伝わってきます。
母親とのシーンは映画の中では少ししか出てこなかったんですが、短時間でもとても濃い内容で映画の中で一番印象的で泣けるシーンでした。
あのおしゃべりでずっとしゃべっている鹿野が手術をしたせいで会話ができなくなるんですが、ボランティアで協力して会話できるように方法を探したり、リハビリをして声を出せるように努力する鹿野の生きる事を諦めていない姿はカッコいいです。
最後は鹿野は亡くなってしまうんですが、面白い笑えるシーンも、感動して泣けるシーンも全てひっくるめて最後はスッキリできる映画でした。